ロジスティクスの未来「AMR」を支えるブラシレスモータ

ロジスティクス

高い生産性を求められるロジスティクス業界

先進国の中でも特に少子化・高齢化・人口減少が顕著な日本において、労働生産性の改善は喫緊の問題となっております。例えば物流業界においてもそれは例に漏れず、人材不足という課題に対しさまざまな取り組みがされておりますが、その中で一つの有力な対策としてAMRがあります。

AMRとは

そもそもAMRとは何でしょうか。AMRとは「Autonomous Mobile Robot」の頭文字をとった自律走行搬送ロボットのことを指します。これまで物流業界で活躍してきたロボットにAGV(Automatic Guided Vehicle/無人搬送ロボット)というものがありますが、AGVはあらかじめ決められたルートしか進むことしかできず汎用性に低く、導入にも要件定義やレイアウト設計など高いコストが必要となる問題がありました。
対してAMRは、倉庫内を自動でマッピングし、また障害物や人を自らの判断で回避しつつ移動することが可能なため、ルート設定が不要になるなど生産性向上が図れ、ロジスティクス業界において非常に重要な存在であると言えます。

AMRに求められるモータの小型化と高トルクの両立

AMRに最適なモータ
AMRが人や障害物を避けて移動する時、ロボット自体が大きいと効率的なルートの利用ができないだけでなく、障害物や人に接触する可能性が高まります。そのためAMRは小型化が求められ、合わせてその動力となるモータも小型化が必要になりますが、単純に小型モータを採用しただけではトルク不足で重量のある荷物を運ぶことができないという致命的な問題を招いてしまいます。AMRに搭載されるモータには小型化と高トルクという本来相反する性質が求められるわけです。

超多極ブラシレスモータが解決する小型化と高トルク

東京モートロニクスの超多極ブラシレスモータは、米国、中国、日本での特許取得が示すように高い技術力が用いられ、限界まで小型化と軽量化が図られた上で、低速回転域で高トルクを実現しております。
主力製品の一つである「UM-8045」は750gと非常に軽いながらも、起動トルク5.5N•m、最大出力197W、最大効率68%を実現した、非常に汎用性の高いモータとなっており、AMRを始めとするロボットに適したモータであると自負しております。
東京モートロニクスはさまざまなAMRに最適なモータをご提案いたします。
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