医療の進歩により先進国における高齢化は著しく、社会構造としてバリアフリーの必要性は極めて高くなってきていると言えます。
このような社会で弊社の小型・軽量・高トルクのモータを活かすことができないかと考え、車椅子用の電動ユニットの活用を考えました。
 
これからの社会で電動車椅子はその環境に適した移動手段の一つと言えます。その電動車椅子の心臓とも言えるモータへの要求は大きいです。
１日の稼働距離は平均30km必要だと言われ、またその走行環境は綺麗に舗装された歩道とは限りません。
それらに耐えうるモータに求められるのは力強いパワーと走破性。
また総重量を押し上げないように極限まで削られ図られた軽量化。
その一方で残すべき手動車椅子の特徴である機敏性とコスト。
 
そうした電動車椅子が求める理想のモータを、東京モートロニクスのUM-8045が叶えます。

電動車椅子は想定される利用環境によってモータの性能は柔軟に考える必要があります。
そこでUM-8045では従来品に比べ100gの軽量化を計り、設計の自由度を向上させました。